◆和食の給食に牛乳~母の反省

昨年12月から3月まで牛乳無しの給食をテストした新潟県三条市 4月から牛乳復活、現在検討中
昨年12月から3月まで牛乳無しの給食をテストした新潟県三条市 4月から牛乳復活、現在検討中

私が住む小浜市立の小中学校は、8年前から完全自校炊飯の米飯給食です。

幸せなことに、地元のコシヒカリを市の補助もあって毎日炊き立てをいただいています。

また、小3のチビの入学説明会時には、「和食メニューが多いのでお子さんたちがそれらも食べられるよう、おうちでもヒジキや切り干し大根のたいたものなど、食卓に出すなどご協力をお願いします。」と、お話しいただきました。

一昨年12月に「和食文化」が世界遺産登録となりましたが、それは、きらびやかな懐石料理、、、だけでなく、古来より日本が行事風習などとともに守り伝えてきた行事食も含めての登録で、世界登録された、ということは、和食文化を継承することを日本が世界にやくそくしたことになります。

ところで、戦後、栄養不足の日本の子どもたちに栄養価の高い給食を配給するために、アメリカの肝いりでパン食とともに牛乳が給食に導入されました。
けれども、それは、飽食の時代の今も継承されているのです。
牛乳がなくても他の食材でカルシウムやタンパク質を摂ることは可能ですし、私には、わざわざ和食の給食に牛乳を提供することはどうも不自然に思えるのです。

新潟県の三条市では昨年12月から3月の4か月、「和食の給食に牛乳は合わない。」という保護者からのご意見が市を動かし、牛乳を休止し、代替の食材でカルシウムやタンパク質等補えるか、経費はどうか、をテストなさいました。
そのことは、以前当ブログでもご紹介しました。

 

実は、今年の中学校のPTA総会で、食材の値上げや消費税の8%アップに伴い給食費の値上げが可決されました。
ご存知ですか?
牛乳代の給食費が占める割合はなんと約1/4~1/5です。
これは自治体が違ってもほぼ同じぐらいだと思われます。

少し古いデータですが、独立行政法人農畜産業振興機構が発表した2000年度のデータによれば、学校給食における牛乳消費量は約37万キロリットル。これは飲料用牛乳全体の約15%に相当します。公立学校用に支給される200mlパックは一本当たり43円42銭なので、学校給食に牛乳を強制すれば約800億円のお金が動いていることになります。

さらに、給食に牛乳を供給する事業には継続のために補助金がでる仕組みになっていて、
(交付の目的)
補助金は、我が国の酪農の健全な発達を図るとともに、幼児、児童及び生 徒の体位・体力の向上に資することを目的とする。
と、あります。

牛乳の摂取については、最近賛否両論で(うちの冷蔵庫には牛乳がありませんが、)学校給食の牛乳供給のためには法整備もあり、巨額の利益を企業にもたらしているもの、そうそう変えることは困難な道のりだと思われます。


先日、面白いことに、気付きました。


私の主人と義弟は身長差10cm近くあります。
背の高い主人のほうは乳糖不耐性で、冷たい牛乳をいただくと一発でおなかゴロゴロになります。当然給食以外での牛乳はありえません。
ご存じの方も多いと思いますが、乳糖不耐症の人は牛乳の栄養素を取り入れることできません。全くできないわけでないとしても、不効率なことに間違いはないと思われます。
一方、義弟は毎日500cc以上の牛乳を今でも飲んでいます、おそらく幼少期はもっと飲んでいたと思われます。

この差を考えた時、成長期の食生活の違い(主人は高校時代寮で提供された食事を3食いただいていました。)と、運動量の差じゃないか、と、思うに至ったわけです。

それは、二人の歯並びでもわかります。
主人はきれいに並んでいるのにもかかわらず、義弟は上下ともあごが小さく歯が前後に重なっているところ多々、、、。

3女が義弟に生れた時からそっくりなので、私は、将来矯正をしなければ、と、覚悟していたのですが、歯がならぶだけの顎の大きさまで成長したのです。
良くかまないといけない料理法、食材、を心がけたからだと思います。
(私は矯正歯科でバイトをしていたこともあり、幸い知識がありました。)

その上、乳糖不耐症の彼女はややもすると、給食の牛乳さえ人に飲んでもらっています。
義弟に似ているはずの背が伸びないだろうと私が予想していた3女は、主人に似た双子の姉より大きくなりました。
彼女と双子の違いは、食生活は同じのはずなので、小3から続けているバレーボール、その運動量だと思います。(双子は吹奏楽部です。)

 

実は、私自身、小学校5年生から中学にかけての成長期、牛乳を毎日、多い時で500cc以上飲んでいて、4人姉妹で私が一番背が高いのは牛乳のおかげだ、と、信じていました。

けれども、主人と同様、私は他の姉妹より成長期に長く運動をしていて、小学5年生から中学校の成長期5年間、水泳に励んでいたことに起因するのではないかと。(末妹は高校時にも運動はしていましたが、既に成長期はすぎていました。)

つまり、身長が高いこと=牛乳をたくさん飲んだこと、ではないのではないかと。。。

この5月、小中学校の栄養教諭お二方とお話をさせていただきましたが、学校で牛乳の効用について学んだ方々からすると、和食給食であっても牛乳は外せないもの!のようで、これを覆すことはそうたやすいことだとは思えませんでした。

しかし、学校給食も教育の場です、食育先進国である小浜市で、世界遺産登録された和食文化を守る教育をしないで、どこの自治体が先鞭をきるのだろう?と、思うわけです。

5月初旬、新潟県三条市の食育ご担当者とお話しさせていただきましたが、今はまだ検討中ですが、試験期間で牛乳の栄養を他の食材で摂ることは金銭的にも食材的にも可能だ、とのこと、手ごたえを感じられていたご様子、おそらく近い将来、三条市では給食の牛乳撤廃が発表されることでしょう。

牛乳を飲むと体調が悪くなる娘達の一母親として、今まで何もしてあげていなかったことを反省し、できることから、各方面に働きかけたいと思っております。
市が、学校が、なぜしてくれない?
で、なくて、自分が声を今まで上げてこなかったこと、娘達(長女次女3女)に詫びたいと思います。

長文を読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

最後に、日ごろ子どもたちの給食のために、たくさんの方々にお世話になっております、小浜市の給食は食材も献立も提供のされ方も、すばらしく、全国でも有数の恵まれた環境でること、それは間違いのないことです、本当に感謝しております。これからも引き続きよろしくお願いします。


 

 

 

吉田桶樽商店 吉田近 プレゼンツ「吉田桶ママ食育日記」

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    しみず (土曜日, 30 5月 2015 23:59)

    なるほど!
    ちなみにワタシも牛乳はほとんど飲んだことがありません。

  • #2

    豆腐屋 (日曜日, 31 5月 2015 08:45)

    豆腐屋になり、売り込むのに豆乳の効能をまとめるため、牛乳との比較を表に整理して、それぞれの長所短所を知りました。もちろん、今は、毎朝、豆乳です。でも、中学生の頃は、空腹を満たすため、放課後、給食室を訪ねては、欠席の子の残った牛乳を飲んでましたね。

  • #3

    吉田近 (日曜日, 31 5月 2015 09:13)

    しみず さま

    そ、そうなんですか?
    でも、大丈夫です。
    日本人、戦前は牛乳飲んでなくても、元気でしたから!
    お菓子や料理を作るときの一材料、嗜好品の一部として利用してゆけばいいと思います。

  • #4

    吉田近 (日曜日, 31 5月 2015 09:15)

    豆腐屋 さま

    なるほど、先日、PTAの仲間の一人とその話になって
    「日本人が和食で飲んでいたとすれば、豆乳だ!」
    と、いう話が出ました。
    そうですよね~。
    また、いろいろご教示くださいませ、よろしくお願いいたします。

*本体の組み立ては昔も今も手仕事です*

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